TKaras0718’s diary

マイペースに生きる

キャラ徹底解説・Cadito

時間や場所に関わらず襲って来る眠気に悩まされるローレンス。原因は彼に取り憑く眠りの悪魔、即ち睡魔フリグケイトの仕業であるが、ローレンスはそれを知らない。これを見かねた彼の友人カディートはフリグケイトを悪魔だと何度も忠告するが、ローレンスは彼女を友人とし、それどころか天使だと信じて止まない。ローレンスは眠気の正体を、カディートはフリグケイトの祓い方を探るべく、今日も3人は様々な出来事に巻き込まれる。 

https://tkaras0718.hatenablog.com/entry/%E2%96%A0

 

こんばんは、からすです。

私のぼやきよりも需要がありそうなキャラクター紹介シリーズ。

本日はHatters Blue Dawnシリーズに登場するCadito(カディート)について徹底的に紹介・解説していこう。

さあ目次を見て震え上がると良い...

多すぎだろ

そうです。彼は二重人格なので主人格と別人格の解説を両方しなければなりません。なので前半は別人格の方を、後半は主人格の方を解説していこうと思います。

なんで主人格が最初じゃないのかというと、もう死にかけてるに等しいかなり希薄な存在だからです。ここでは別人格がメインだし(言語)

 

Cadito(カディート)-別人格

本作の主人公(メイン組)の内の1人。

彼は人格乖離者カディート・ドロップの別人格にあたります。パリーニ街に住む謎の大金を持て余した不労所得のボンボンで、毎日あちこちフラついてはスイーツを食い漁ります。ローレンスが休日の時に一緒に遊んだりします。

基本情報

性別:男  性指向:ヘテロセクシュアル

年齢:20代前半  種族:単眼種

身長:170cm代  体重:55kg前後

誕生日:3/8  出身地:ヴェルデーレ

一人称:俺  二人称:お前/あんた

声:ラジオを通したようなノイズ声

口調:ぶっきらぼうな若者みたいな感じ

性格:無愛想だが実は世話焼き

趣味:喫茶店巡り

好きな食べ物:甘味全般

嫌いな食べ物:スパイス・薬味

好きなもの:慎ましく豪遊

嫌いなもの:高温・主人格

魔法:無し

人格乖離者:二重人格(今回紹介するのは別人格)

 

性関係

別人格が完全確立してから数年しか経っていないせいか恋愛経験は無し。

でも同じ街に住む雑貨屋の女の子が最近気になっているらしい。

年齢・種族

単眼種は比較的広くに分布する種族で、寿命は平均的に90歳前後くらい。私たち人間と同じくらいのスピードで老いていきます。

出生

令和2年3月8日にカディートが生まれたからです。シンプル。

同日に生まれた子たちはあと3人くらいいるんですけど、これはTwitterタグで絵文字を3つ組み合わせてキャラを作るといったタグで生まれたという因果があるんです。

ちなみにカディートは「🍭/📻/🚬」でしたね。

実を言うといつもシガレットキャンディーを咥えているのは甘党だからという理由の他に禁煙のためでもあるんです。そう、元喫煙者。

性格

どこか理屈っぽいところがあるんです。

親友のローレンスにいつも振り回されているのですが、それでも放っておこうと思わない人なので実は世話焼きなんですね。なんとかして世間知らずな彼を正しい道へ往かせようと日々奮闘している苦労人だったりする。

趣味

毎日スイーツ食って生きています。

勿論、喫茶を巡るにあたって注文するものはスイーツだけでなく、ランチも済ませたりするので、多分もしかして近所から少し遠いところの喫茶店を一店舗ずつメニュー全制覇して巡っているんじゃないかな。

全店舗メニュー全制覇を達成したら次はスイーツ作りについて研究したいんだとか。暇だなお前

好きな食べ物・嫌いな食べ物

病的甘党。紅茶に角砂糖は5個以上、デザートは別腹、ホットミルクにホワイトチョコをたっぷり溶かしてチョコソース4周がけホイップ増量と練乳をプラス。苛つきがちな彼の口にシガレットキャンディ...そう、常に糖と隣り合わせの人生である。

ス○バとか行かせてみたい。

スパイス系と薬味が嫌いらしいんですけど、シナモンとかはどうなんでしょうかね...スイーツに使われる分にはまぁ食べそう。他の味があるなら違う方を選びそうだな。

好きなもの・嫌いなもの

慎ましく豪遊 #とは

いえ、文字通りなんです。豪華客船で旅して美女を侍らせてギャンブルでヒャッハー出来るくらいの財力はあるんですけど、そういうタイプの金遣いはしないということ。

毎日外食出来たり、平気で衝動買いしたり、ふとした時に友人と良いところへ遊びに行ったり、とかそういう感じ。

ただ彼自身にそこまで物欲はないので見た目や暮らしは意外と庶民的だったりします。付けているネクタイが実はn十万円する...とかそういう慎ましさ。

嫌いなものに関しては、シンプルに暑苦しいのが嫌い。なので年中涼しげなパリーニに住処を構えたっていうのもありそうですね。

 

これまでの生い立ち

まず簡単にまとめます...

主人格が強いストレスや恐怖を感じ始めた幼少期に人格が分離して誕生

別人格として誕生したカディートだが、まだ確立しきれていないので主人格の脳内でちょっかいをかけ始める

青年へ成長していくのと同時に別人格が確立し始める

実家を出たその日に別人格が肉体を完全に乗っ取り確立

主人格の思考の外で生き始める

主人格が持っていたもの全て(財産以外)捨てて実家から消息を絶つ

持て余した財産であちこち軽く旅をしてパリーニ街に辿り着く

気に入ったのでそのまま住み着いた

今に至る

人格乖離

時系列として、この別人格カディートは主人格が誕生した時から存在していて、幼少期あたりでは頭の中で話しかけてくる...程度だったのですが、青年期あたりで顕著に主人格を差し置いて表に出始めましたね。

ただ確立するまでの記憶はあくまで「主人格の記憶」として残っているらしく、「別人格の記憶」としてハッキリ始まったのはパリーニ街に引越してきた辺りからだそう。

そもそも人格分裂って普通結構な人数に分かれちゃうらしいんですけど、彼の場合この「別人格カディート」の自我が強かったせいか他にいたはずの人格がほとんど姿を消しちゃったみたいなんですよね〜(もしかしたらまだいるかも...?)

 

なんで実家から消息絶ったの?

だって好き勝手に身体を動かせるようになったらやりたいことやりたいじゃん....

人格が確立したら絶対家出したろ!って計画してたんじゃないかな

 

カディートの実家って?

主人格のファミリーネームは「ドロップ」なんです。

おや、どこかで聞きましたね。

確かローレンスの過去にも同じ名前の財閥が...

ドロップ財閥は奇形種差別主義者の筆頭と呼ばれていました。

確立しきれていない頃の話なのでハッキリした記憶はほとんど無さそうですが、時々主人格の視界から外をぼんやり見ていた別人格は、こんな人たちとの繋がりがなんとな〜く嫌だったんでしょうね。

だから「そんな奴らとは縁を切って遠いとこへ旅をして好きなこと生きよう」とか思ったのかな?莫大な財産を持ち逃げしてねぇ?主人格の全財産とも知らずにねぇ??( ^ω^)

 

現在に至るまで

パリーニ街に住処を決めた頃に、愛用していた帽子が頭から生えるアンテナのせいで上手く被れないのを理由に帽子屋を訪れます。そこで彼はメローネと対面します。街のことを全く知らないカディートはメローネに色々なことを教わり、手入れ道具などの買い物で帽子屋に通い詰めていくうちにすっかり顔見知りに。

ある日、いつものように帽子屋に赴くと全く知らない同い年くらいの青肌の青年と出逢います。これがローレンスとの出逢いです。

記憶を失って間もないローレンスに興味を持ち、交流を深めようと試みました。

〜✨Best Friend✨〜

そして今に至ります。

 

パーソナリティについて

パーソナリティとは人間の行動や判断のもとになる考え方や傾向のことを指す。

ローレンスと違って初めからポジティブな考えを持つことはあまりない。まずは警戒するところから始まる慎重型...と思うじゃないですか。

いつも理屈っぽく物を言う割にはすぐに感情が出て、それに流れてしまうタイプ。実は感情で動くタイプなのかもしれない。

警戒心が強くて、怪しい事に対してはまず疑惑の眼差しをむけてしまう。ただ、情を煽られると簡単に口車に乗せられちゃうチョロチョロのチョロ助。

好奇心のローレンス、警戒心のカディートと言ったところか。

 

対人な面だと結構トゲトゲしている彼だが、1人でいる時は少し違うらしい。なんせ主人格と日々喧嘩をしながら生きている。お互いに自分の記憶の外側で、自分の知らないことが周りを囲い始める...

何より厄介なのは主人格が自殺願望者で何度も未遂に至っていること。しかも「未遂」で済むのは、死ぬ直前のタイミングで人格交代が起こって、目覚める度に恐ろしい目に遭うのだから正気を保てている方が凄い。

こんなこともあって別々の人格とは言え、同じ肉体を持っている限り同一の存在であるので、自己嫌悪している面が実はあったりするんじゃないかなと思う。

ちなみに人格乖離していることは誰にも(親友であるローレンスにも)話していないので、結構抱え込むタイプだと思う。

 

Cadito Drop(カディート・ドロップ)-主人格

※内容がセンシティブなので苦手な方はここまででお願いします。

死刑判決に目を輝かせる生粋の自殺願望者

彼は「ドロップ財閥」唯一の子息であり後継者になるはずだった青年。カディート・ドロップ自身の主人格であるが、精神の衰弱により存在が消えかけている。日々「幻」に悩み苦しんでいる。

基本情報

性別:男  性指向:それどころじゃない

年齢:20代前半  種族:単眼種

身長:170cm代 体重:55kg前後

一人称:僕  二人称:君/お前

声:弱々しくて裏返りやすい・ノイズ声ではない

口調:吃音・興奮すると虚勢を張り始める

性格:非常に自虐的・責任転換しがちでクソ

趣味:OD・自傷行為

好きな食べ物:コンソメスープ

嫌いな食べ物:甘味全般

好きなもの:安楽

嫌いなもの:奇形種・自分の別人格

魔法:無し

人格乖離者:二重人格(今回紹介するのは主人格)

 

性関係

曰く「恋愛とかそういうの良いから僕死なないと」

年齢・種族

先ほど紹介した別人格と年齢も特に変わり無いので割愛

性格

常に何かに怯えてビクビクしているへっぴり腰で自虐的。

しかし何か尋ねたりするだけで「なんでそんなこと言うんだよ」とか「それって僕が悪いのか」とか言い出して自己庇護に走り、責任転嫁野郎に早変わり。虚勢張って自己防衛するのにマジで必死な感じ。哀れすぎて目も当てられない。

救いたくないタイプの可哀想なクズ。

そもそも幻覚を見るほど精神がやられているのでマトモなはずがないんですよね。

 

趣味

趣味がODなのは嘘だろお前...

小さい時は絵本とかよく読んでいたらしい。別人格が確立してから精神崩壊が始まったので、それより前は読書とかしてたんじゃないかなぁとは思うけど....

今までに自殺行為に何度も踏み込んでいる彼ですが、まあ生きているということは今までで一度も成功したことがないんですね。さっき別人格のところで少し話したのですが、自殺行為で死ぬ直前に人格交代してしまうと言う理由の他に、主人格自身がかなりチキンなので思い切りがつけられないんですよね〜

好きな食べ物・嫌いな食べ物

食べ物なんて口に入ればなんでも良いそうです(最低)

スープは簡単に作れるし咀嚼する必要がないから良いらしい。流動食食っとけよ

甘味は目に入れるのも嫌らしくって、匂いを嗅げば胸焼け動悸、別人格がスイーツ巡りをしている最中に人格交代なんてしたら...もう、地獄です。

過激な拒絶反応を起こし始めて、ついには自ら戻します...

これには彼の母親が関係しているのですが、その話はまた今度...

好きなもの・嫌いなもの

好きなものを聞いて「安楽」って答える奴と関わりたくないですよね!!?!?!

つまり楽に死ねる方法のことです。

先ほども言ったように、主人格はかなりチキンなので死に対する恐怖に慄いて一向に踏み出せていません。何故なら「痛そう」だし「怖い」から。

でも死にたい!

もう勝手にしてくれ...w

これまでの生い立ち

まず簡単にまとめます...

ヴェルデーレでドロップ財閥の第一子息として誕生

幼少期に奇形種の不良に恐喝されて以来トラウマに

そのトラウマ的存在が常に奴隷として飼われていたので、ストレスが日に日に積もっていき、人格乖離のキッカケに

青年になるまでに時々記憶が曖昧に消えている違和感に気付き始める

実家を出てから完全に記憶が消えている時期があることを自覚し始め、精神の崩壊が始まる

同時に幻を見始める

今に至る

主人格と奇形種

彼の両親は紛れもなく奇形種の差別主義者です。しかしカディートは差別を肯定しているわけではありません。

ただ不運だったのは、幼少期に恐喝してきた人がたまたま奇形種であったせいで、主人格は奇形種に対して尋常でない恐怖を覚え始めます。なので両親のように奇形種を「生きる価値のない醜い形の物」と虐げることはなくとも、「とても恐ろしい怖い形の物」と言う認識が根強く植え付けられてしまいました。

それなので主人格は奇形種と対面した時に手を挙げて傷付けようとはしないものの、悲鳴を上げて「近寄るな」と抜けた腰で逃げようとしてしまいます。

意識の方向性が違くとも、どちらも差別行為には変わりないので主人格を庇護出来ませんね...

ちなみに別人格のカディートは彼らの奇形を個性と認識しているので、怖くもないし差別もしません。そもそも親友のローレンスがそうだし。

少年時代のカディートとローレンス

主人格のカディート記憶を失う前のローレンス、なんと面識があります。

主人格の記憶を持たない別人格のカディート記憶を失った後のローレンスが互いに面識があったことを知る由がないのです。

カディートが少年だった時、ローレンスも当然少年でした。

彼は奇形種に対して手をあげたことは一度もありませんでした。しかしそれは逆に、両親が奇形種(ローレンス)を虐待していたのをずっと傍観していたと言うことにもなります。

現在に至るまで(+"幻"とは)

現在「カディート」はほとんど自我の強い別人格が表に出て生活しています。

主人格はというと日々の2〜3割くらいしか出てこれなくなっちゃってる状態。

 

この"幻"というのはかなり特殊な幻覚で、なんと物理的に干渉してきます。

見た目はこう....

あ〜なんかすっごい見たことある〜

絶対にみんな誤解しちゃうので声を大にして言いますが、

ローレンスとは全く無関係です。

 

..気を取り直して( ᐛ )

この幻は見る人によって見た目も声も変わるらしいです。彼、幻は生きることに苦しみ、主人格カディートのように「安楽を与えてくれる存在が欲しい」と言う人の前にだけ現れます。

その「安楽」とは人それぞれで、カディートのように「死という安楽を苦しむことなく与えてくれる」のが大体ですが、親の愛情に飢えている子供ならば実の子のように沢山愛を注いでくれる存在になったり、優しい恋人を望むのであれば一途に寄り添い続けてくれたりもします。

いわば「救済の存在」なんです。

しかしカディートの見る"幻"の姿は何故か奇形種であるので、カディは救済どころかトラウマに遭遇した気分で、かなり反抗的に虚勢を張ってしまいます。

p.s. 主人格カディートは自虐的で「自分を罰してくれる存在」も望んでいるので、この"幻"は死という救済に導きつつもだいぶ酷いことをしてきます。

カディの足に繋がれた鎖を海面より上にあげて溺死させようとする"幻"

 

パーソナリティについて

パーソナリティとは人間の行動や判断のもとになる考え方や傾向のことを指す。

パーソナリティて....w

本来の精神状態を前提として説明しますね。

とても厳しい上流階級で育った上に財閥の後継者として育てられていたので周りのプレッシャーを幼い頃から感じていたはずなんですよね。だけど自分はそれに応えられる自信もおつむもないことを自覚しているので、なんとかして免れようとするある意味現実主義者です。

でも現財閥頭首である親から譲られているものは少なからずあって、実は意外と論理的に物事を見れた(過去形)タイプです。意外すぎ。自分を介入させたがらないので、場から一歩退いて全体の状況を俯瞰的に見ることも出来たかもしれない...

ただ自信はないのでかなり謙虚で自分の意見を自ら進んで言わないタイプだろうな

一つ言えるのは、精神崩壊を起こしていなければ中々優秀な人材になったかもしれないと言うことです。

 

終わりに

いかがでしたでしょうか。

な、長かった〜〜!!

分かる。目次の地点で頭おかしいもん。

カディートの二重人格キャラが確立したのは意外と早い段階で、誕生してから半年も経たない内に固まりました。見た目はそっくりだけど本質が全く違うキャラ同士とかが元々すごい好きだからかな( ^ω^)

ここまで読んでくださってありがとうございました。

それではおやすみなさい、良い夢を...